# Mithril Dojo — 講師ガイド

## 実施条件

Foundation（2時間）の進行ガイドです。架空ケースと合成ラボ一式のみを使います。実在システムへのスキャン、調査、アップロード、実行を受講者に依頼しません。許可・範囲・データ境界が曖昧になった時点で演習を止めます。

## 事前準備

- 対象: セキュリティ、開発、AIプロダクト、ガバナンス担当。攻撃経験は前提にしません。
- 教材: 受講者ワークブック、範囲確認票、エージェント境界票、証拠台帳、採点票、タイマー、短編動画3本。
- 3〜5人のグループを作り、進行役と記録役を決めます。ケースカードの開示は講師が管理します。
- 教材を事前共有し、字幕を提供し、口頭・記述いずれの回答も認めます。
- 修了記録は専門資格・製品保証ではないと冒頭で説明します。

## 120分の進行

| 時間 | 内容 | 講師の進行 | 回収する証拠 |
| --- | --- | --- | --- |
| 0–10 | 導入と安全憲章 | 合成データ限定と停止合図を説明 | 停止条件を言える |
| 10–20 | 動画01・スコープ演習 | 不完全な許可票を出し、開始可否を問う | 範囲確認票 |
| 20–35 | エージェント境界 | 架空ツール一覧から最小権限を選ばせる | 方針ワークシート |
| 35–50 | 動画02・脅威分析 | 未信頼入力と副作用を探させる | リスクと対策 |
| 50–70 | 証拠ラボ | 合成ログを開示し、推測による補完を禁じる | 出典付き証拠台帳 |
| 70–85 | 動画03・Proofレビュー | 他グループが記述内容だけで確認できるか相互レビュー | レビュー記録 |
| 85–105 | 修正への引き継ぎ | 架空の修正カードを開示 | 担当・受入条件・再テスト |
| 105–115 | 最終演習の採点 | 合計前に安全ゲートを判定 | 採点票・助言 |
| 115–120 | 振り返り | 止めた判断、未知事項、次の防御行動を確認 | 個人の振り返り |

## ラボカードの開示順

公開教材の`lab-pack.md`には最初のカードのみを含めます。講師は公開教材に含まれない`facilitator-cards.md`を研修配布先で管理します。最初は許可・範囲カードだけを渡します。エージェント境界演習後に合成イベントログ、Proofレビュー後に修正カードを開示します。すべて架空の文章で、実行可能なターゲットやペイロードはありません。

## 安全ゲートと評価

書面許可なしの開始、範囲外への移動、外部送信、実資格情報の使用、未承認の副作用を提案した場合は停止し、安全ゲート不合格を記録します。安全な代替案を考えてもらい、危険行為を「リアルさ」として加点しません。

4領域を各0〜25点で評価します。各領域15点以上かつ安全ゲート合格が修了条件です。人柄や自信ではなく観察可能な成果を記録し、15点未満の領域には具体的な次の練習を一つ示します。企業への報告は合意がない限り集計値にします。

## 修了記録の項目

表示名または承認済み別名 · コース版 · 日付 · 修了モジュール · 4領域の得点 · 安全ゲート · 講師。配慮事項は本人同意がある場合のみ記録します。本人確認書類、秘密、実際の脆弱性情報、不要な個人情報は含めません。
